実行委員長挨拶

 

認定NPO法人富士山測候所を活用する会は、2019317日(日)に東京理科大学森戸記念館を会場として第12回成果報告会を開催いたします。

 

2007年から始まった富士山頂での夏期観測も12回目となる2018年は71日から831日までの62日間に延べ415名の研究者や学生等が参加して実施されました。昨年までに多くのデータが蓄積され有益な知見が得られた大気科学・大気電気・永久凍土などに関する観測、高所医学に関する研究、通信技術や理科実験教材の開発などを今回も継続して実施しました。

 

また、花粉粒子の輸送や雲核としての微生物などの生物分野、通信技術を応用した登山者の位置検出、高山地帯での応用をめざした風力発電技術など新たな分野への広がりも2018年度の特徴の一つです。さらに、山頂に加え、五合目の太郎坊基地でも宇宙線ミュオンによる山体透視やドローンを応用した大気の三次元観測などの本格応用が始まっています。

 

報告会では、夏期観測に参加した研究者が一堂に会し、上に挙げたテーマをはじめとする研究成果について、一般の方にもわかりやすくご紹介いたします。皆様に最新の研究内容を知っていただき、当会の活動をより深く理解していただく機会となることを期待しております。

 

多数の皆様のご来場をお待ちいたします。

 

 

 

実行委員長 古田豊(本会理事、NPO法人ガリレオ工房理事)